月経困難症

月経直前または月経開始とともに、下腹部痛、腰痛、嘔吐、吐き気、頭痛などが強く表れ、日常生活に支障を来たす状態を月経困難症といいます。

月経不順

月経が来ない(無月経)
18歳になっても初経のないときや、妊娠・授乳中や閉経後を除き月経が3か月以上来ないときは「無月経」といわれています。
その原因には、ホルモンバランスの崩れのほかに、脳、子宮、膣などの異常もあります。
また、最近は無理なダイエットが原因の無月経も思春期の女性に多くみられます

月経の間隔が短い、長い

月経第1日目から次の月経が始まるまでを月経周期といい、通常は25~32日程度です。
そして、これよりも間隔が短く頻繁に月経があると「頻発月経」、間隔が長くたまにしか月経が来ないと「希発月経」になります。
思春期や更年期では卵巣が十分機能していないためホルモンバランスが崩れやすく、月経の周期も乱れがちです。成熟女性において月経周期の異常が続くような場合は、何らかの問題がある可能性もあります。

月経の量が少ないor多い(月経血量の異常)

月経が3日以内に終了し、その量も非常に少ない場合を「過少月経」、1週間以上月経が続き、その量が多い場合「過多月経」といいます。
「過多月経」は30歳代以降の女性に多い「子宮筋腫」(子宮にできる筋肉の良性腫瘍)でもよくみられる症状です。

PMS(月経前症候群)

PMS(月経前症候群)とは、月経前にイライラ、怒りっぽい、抑うつ状態などの精神的な症状があり、乳房痛や頭痛、むくみなどの日常生活に支障をきたすほど不快な症状が起こる病気です。全女性の約40%は月経前に何らかの症状があり、2〜10%が日常生活に支障をきたしていると言われています。つらい症状を感じているのに本人がPMSと気付かずに何の対処もしていない人もおおいのが現状です。我慢せずに、お気軽にご相談ください。

生理痛

生理痛で悩んでいるのはあなただけではありません。平成15年度に行われた「働く女性の健康に対する実態調査」によりますと、およそ8割の女性が、程度の差はあれ生理痛の痛みに苦しんでいます。では、どういう痛みだったら、婦人科に相談したほうがよいのでしょうか?そのポイントは、

  • 鎮痛剤が手放せない
  • 生理のたびに痛みがひどくなる

です。

時々、鎮痛剤を飲めばいい程度の生理痛は、生まれつきの体質や、年齢が若くて子宮や卵巣の機能が整っていないために起こるものが多いといわれています。その場合、年齢が進むにつれて、症状が軽くなるケースも見られます。
しかし、鎮痛剤が手放せない、あるいは生理のたびにだんだんひどくなる生理痛は、何らかの病気が原因となっている可能性があります。その場合は、原因となっている病気を治療しない限り、痛みはおさまりません。
ご自分の生理痛の陰に病気が隠れていないかどうか、一度、産婦人科で調べてもらうことをおすすめします。

医学的には、「寝込んでしまうほどひどい生理痛」「鎮痛剤を飲まないと我慢できない生理痛」を「月経困難症」と呼んでいます。
当院では、そのような痛みをはじめとするさまざまな症状を取り除くお手伝いをいたします。
「たかが生理痛」とは考えずに、「いつもと違う」「最近つらくなってきた」「私ってひどいほうなのかな?」などと感じたら、ひとりで悩まずにいつでもご相談ください。